プラズマローゲンについての本を読んで認知症予防について考えてみた。

読書

プラズマローゲンという成分について聞いたことがありますか?

認知症予防にいいという成分で、最近ちらほら名前を聞くようになってきました。

プラズマローゲンとは人間の体内にもともとあるリン脂質の一種で、ほとんどの動物の体内に存在し、生命維持に非常に重要な役割を負っています。

プラズマローゲンは脳の細胞を新しく作る力を持っていることが研究により明らかになってきたのです。

2014年11月からホタテから抽出したホタテ・プラズマローゲンを用いた臨床試験を開始し、アルツハイマー型・レビー小体型認知症などさまざまな認知症が、プラズマローゲンの服用で回復しているという結果を出しているそうです。

ほたて

(ちなみに、ホタテをたくさん食べたからといって認知症予防になるわけではありません・・)

プラズマローゲンという存在自体は古くから知られていて研究自体は行われていたのですが、プラズマローゲンを抽出するのが難しかったため、臨床的な応用研究は進んでいなかったのだそうです。

しかし、藤野博士の研究チームが2003年から研究に取り組み、2007年に世界で初めてプラズマローゲンの実用化に成功。

それをきっかけに研究が進んでいったようです。

今回、プラズマローゲン研究の第一人者藤野武彦博士ほか3名のかたによる著書を読みました。

「認知症になってしまえば、何も考えられないんだから周囲はともかく、本人は辛いこともないんじゃないの?」という人もいますが・・上記の本によると、そんなことはないようです。

本人はちゃんと分かっています。分かっていてもうまく表現できず行動に移せないから、苦しむわけです。ある男性の患者さんはプラズマローゲンを摂取して2ヶ月で、奥様とのコミュニケーションが再開しつつあることに喜びを見出し「死にたい」という想いを消し去ることができました。ご夫婦ともに、表情に輝きがもどっていました――「認知症はもう不治の病ではない! 脳内プラズマローゲンが神経細胞を新生する」P12より引用

これは本のカバーの袖部分にも抜粋されていた文章ですが、ハッとするものがありますね。。

著者の藤野博士が、ご自身のクリニックを訪ねてきた患者さんにプラズマローゲンを処方して、その診察の様子などが本に書かれています。

上記の例はある患者さんがプラズマローゲンによって認知症のレベルが改善し、奥さんと一緒に喜んでくれたケースです。

患者さんに接するお医者さんには、決して認知症の人が何も感じなくなっているわけではなく、本人も辛いと感じているということがわかるようですね。

「認知症はもう不治の病ではない!」は、そんな臨床試験のケースもいくつも紹介されています。

この目覚ましい効果を知ると、プラズマローゲンという成分にはある程度期待していいじゃないかな・・という気がします。

ただ、実際親が認知症かもしれないという状態になったときに、説得してこの手のサプリを飲ませることができるのかというと・・難しいかもしれません。

先日読んだ「母さん、ごめん」でも「サプリをいろいろくれる人もいるが、飲ませにくい」というエピソードが描かれていました。

そうかもしれません。

まあ、でも、親に飲ませるというより、半分くらいは「自分のためにもいろいろ調べておきたい」と思っているんですよね。。

というのも、自分がこれまでと違ってしまう、何もわからなくなってしまう・・という事に対して、すごく大きな不安を持ってしまうから。

アラフィフにしてすでに、固有名詞忘れまくり。

昨日食べたもの、お店の名前、次々に忘れていってしまう自分が、どこまで自分を保っていられるか、日々不安になっているので・・。

でも、「認知症になるかもしれないという不安」こそが脳を疲れさせ、認知症の可能性を高めてしまうそうなので・・・やれることはやっておき、あとは不安を持たずに淡々と暮らすことが大事なんですよね。わかっちゃいるけど難しい。

こころ穏やかに暮らすためにも、プラズマローゲン研究の成果はひっそりとチェックし続けていこうと思います。

 

 

 

プラズマローゲン

ABOUTこの記事をかいた人

老後を考え始めたアラフィフ。 IT企業勤務を経て、コンテンツ制作・ライターなど自営業歴20年。 自営業の夫と都内で二人暮らし。超高齢化社会を楽しく快適に暮らすためのサービスや商品に興味があります。