「親の介護で自滅しない選択」(太田差惠子 著)を読んでみました。

読書

この冬、親の老後・介護問題がかなり鮮明に浮かび上がってきたました。

どちらかというと私の実の親のほうにいくつか問題が発生しています。

そのため、心構えのためにいくつか読書をしてみました。

最近読んだ「親の介護で自滅しない選択」という本。

介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さんの本をご紹介したいと思います。

見開きで1トピックの構成になっています。

たとえば「子供が親の面倒を看るのは当たり前?」というテーマに対して、

  1. 自滅する人「当たり前と考える」
  2. 自分の人生を大事にできる人→「当たり前とはいえない」と答える

と2つの選択肢が示されています。

その後に、「自分の人生を大切にするためにはどうして1より2の選択をしたほうがいいのか」ということが書かれています。

その一つずつが至極納得のいく説明になっています。

つらつらと読んでいくと、「あ、私は今こっちの考え方ができている、よかった」と思うトピックと、「あ、私はまだ自滅する考え方をしているな」というトピックがあります。

現時点で自分が介護に対してどのくらい心構えができているかがわかってきます。

今後、親の介護についてどう向き合っていけばいいか、どんな準備が具体的に必要なのかを知るために役に立つ本だと思いました。

ただ、どちらかというと、介護に入る前に読むほうが、すんなり実践出来ることも多いかもしれません。

具体的な介護保険の申請の段取りとかもわかりやすく説明がありますし、「困った時はこうすればいいんだな」と心に留めて置くと無駄な心配が減りそう。

また、遠距離・近距離どちらの人にも役に立つ情報になっています。

近ければ近いなりに辛いこともありますし、遠距離は遠距離で仕事や体力との兼ね合いも大変ですよね。

さすが、たくさんの例を見てきた著者さんの視点は広いなと思いました。

なかには、かなりシビアな選択もあります。

  • 幼少期にひどいことをされた親が頼ってきたら?
  • 老いた親と距離を置くのはあり?
  • 病気の親が一人暮らし、結婚で家を出る?

自滅を防ぐにはどうすればいいか・・答えはみなさんも想像がつくかもしれません。

でも、実際に介護の作業にどっぷり入ってしまうと、周囲がいくら説明してくれても、「本当はこうした方が楽なのはわかっているけれど・・でもできない!」と、はまりこんでしまうことも多くなりそう。

やみくもに苦労を背負いこみ共倒れになる前に、早めに読むことをおすすめしたい本でした。

親の介護で自滅しない選択

ABOUTこの記事をかいた人

老後を考え始めたアラフィフ。 IT企業勤務を経て、コンテンツ制作・ライターなど自営業歴20年。 自営業の夫と都内で二人暮らし。超高齢化社会を楽しく快適に暮らすためのサービスや商品に興味があります。